投稿日:2023年10月20日

足場工事で使うラッセルネットとは?

こんにちは!株式会社曉組です。
関東一円で足場組立や資材運搬などの鳶工事を手掛ける私たちの拠点は、東京都昭島市と武蔵村山市にあります。
今回は、足場工事で使われるラッセルネットについてご紹介します。

足場に使うラッセルネットとは

指を立てる男性
ラッセルネットとは、足場と建物の間に設置するネットのことで、作業者や工具、資材などの落下防止を目的としています。
ラッセルネットは、水平養生ネットや安全ネットとも呼ばれます。
ラッセルネットは、強度が高く、耐衝撃性や耐候性にも優れているため、安全な作業環境を確保するのに欠かせません。
また、網目が細かいことも特徴で、小さなボルトやナットなどの飛散物も防ぐことができます。
ただし、塗料や砂塵などの粒子が細かい飛散物は防げませんので、その場合はメッシュシートなどの別の養生材を使用する必要があります。

足場にラッセルネットを設置する目的

足場にラッセルネットを設置する目的は、主に以下の2つです。

作業者の墜落防止

足場工事では、高所での作業が多く、作業者が足場から落ちてしまう危険性があります。
そのため、足場と建物の間にラッセルネットを設置することで、作業者が墜落することを防ぎます。
ラッセルネットは、人体の重さに耐えられる強度がありますので、万が一作業者が転倒してもラッセルネットが衝撃を吸収してくれるのです。

工具や資材の落下防止

足場工事では、様々な工具や資材を使用しますが、それらが足場から落下してしまうと、下層の作業者や通行人に危害を及ぼす可能性があります。
そのため、足場と建物の間にラッセルネットを設置することで、工具や資材の落下を防ぎます。
ラッセルネットは、網目が細かいことで有名ですが、これは小さな工具や資材も通過させないようにするためです。

足場工事でラッセルネットを使う上での注意点

足場工事でラッセルネットを使う上での注意点は、以下のようなものがあります。

設置基準を守る

ラッセルネットを設置する際は、労働安全衛生法第28条第1項で規定されている「墜落による危険を防止するためのネットの構造等の安全基準に関する技術上の指針」を守る必要があります。
この指針では、ラッセルネットの強度や太さ、網目の大きさ、設置方法や間隔などが定められています。
設置基準を守らないと、ラッセルネットが十分な効果を発揮できないだけでなく、法令違反にもなりますので注意してください。

使用後の点検や交換をする

ラッセルネットは、耐久性や耐候性に優れていますが、それでも使用による劣化や損傷は避けられません。
特に、人体や重い物体の落下による衝撃を受けた場合は、ラッセルネットの強度が低下する可能性があります。
そのため、使用後は必ず点検を行い、破損やほつれなどがないか確認してください。
また、一度衝撃を受けたラッセルネットは再使用しないでください。
必要に応じて交換することで、安全性を維持することができます。

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