投稿日:2023年9月17日

足場工事になぜ「筋交い」はいるのか

こんにちは!株式会社曉組です。
足場組立や資材運搬などの鳶工事全般を手掛けており、東京都昭島市と武蔵村山市に事務所を持っています。
今回は、足場工事において重要な役割を果たす「筋交い」についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

足場に設置する筋交いとは何か

足場・白
筋交いとは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材を指します。
「筋交」「筋違」「筋違い」とも表記され、 ブレース (brace) とも呼ばれます。
筋交いは、木造建築や鉄骨造りの建物にも使われる一般的な建築部材ですが、足場においても同様に必要なものです。
足場は一時的に使うものですが、高所で作業する際には安全性が最優先です。
そのため、足場にも筋交いを設置して、横からの力に耐えられるようにする必要があります。
足場に使われる筋交いは主に鉄製のもので、単管足場用鋼管やくさび式足場用斜材などがあります。

足場の筋交いの役割を知る

足場の筋交いの役割は、足場の強度を高めて倒れにくくすることです。
筋交いを入れることで、地震や風などの外力に対して横方向から掛かる圧力を分散させることができます。
これにより、足場が横揺れしたり崩壊したりするリスクを低減できるのです。
また、筋交いを入れることで、足場がねじれたり歪んだりすることも防げます。
これは、筋交いが足場の形状を保持する働きをするからです。
筋交いは、足場の安定性や耐久性を高めるだけでなく、作業者の安全性や作業効率も向上させる効果があります。

足場に筋交いを設置する際の注意点

足場に筋交いを設置する際には、以下のような注意点があります。

筋交いは全層全スパンに設置すること

筋交いは一部分だけではなく、全体的に均等に設置することが重要です。
そうすることで、外力がどこから来ても対応できるようになります。

筋交いはハの字型に設置すること

筋交いは柱と柱の間に斜めに入れるのですが、その際にはハの字型になるように設置することが必要です。
そうすることで、筋交いが連続していることを確保できます。

筋交いは建築基準法に従って設置すること

筋交いは建築基準法施工令第45条によって、素材や厚さ、幅や取り付け方法などが規定されています。
これらの規定に従って正しく設置することで、足場の品質や安全性を保証できます。

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